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こんにちは、愛命 育太郎です!
あなたはネィティブの英語を聞いた時「速いなぁ……」と感じたり、英語の長文問題を解く時に「時間が足りない……」と感じたことはありませんか?
それはあなたの『wpm』が遅いからかもしれません。
今日はその『wpm』についてお伝えしたいと思います。
wpmとは
wpmとはwords per minuteの略。すなわち 語数/分です。どういう意味かというと、1分間に話す単語の数、もしくは1分間に読み進める単語の数のことです。計算式は以下の通り↓
単語数÷かかった時間(秒)×60
つまりスピーキングやリーディングのスピードを表す単位のことです。
wpmの目安
ではネイティブや日本人のwpmはどのくらいなんでしょうか?だいたい次のようなぐらいです。
wpm | |
ネイティブ | 200~300 |
TOEIC | 160~180 |
大学受験 | 150 |
日本人平均 | 80~100 |
日本人の話す日本語 | 80~120 |
TOEICや大学受験で求められるレベルがそれぞれ160~180、150前後で、日本人の平均的な話す、もしくは聞きとれる英語のスピードは80~100です。
それに対して、ネイティブの英語スピードは200~300。日本人平均の倍以上のスピードです。ネィティブにとっては普通のスピードなのに、日本人にとっては「速い」と感じるのはこのためです。
日本人とネィティブのスピードの差の原因
それではなぜ、日本人のスピードはこんなに遅いのでしょうか?それは、そもそも日本語ネィティブの我々日本人の話す日本語のスピード自体がそのくらいのためです。日本語は英語と文法が違うので、語数のカウントがむずかしいところはありますが、それでも私が実際に計測してみた結果ですと、概算でこのくらいです。日本人にとって速いと感じる日本語ラップソングの歌うスピードですら100~120くらいなのです。
日本語は漢字を使う言語のため、英語だと長い文章になることも二字熟語や四字熟語で表せてしまったり、そもそも日本人の略したがりの性格のため、単語の長さ自体が短くなっているせいもあるでしょう。また日本は、皆まで言わなくても通じる、以心伝心を美徳とする文化の国のため、ある程度の情報を省いても通じてしまうところもあり、同じ情報を伝える際に使う単語数や単語の長さが英語に比べて圧倒的に少ないため、英語のように早口で話す必要がないのです。

もちろん英語でも主語の I や It を省略したり、略語を使ったりすることはありますが、日本語ほど多くはありませし、アメリカなどの移民大国だと、常識も文化も違う人々と常に接している中で、「このくらい言わなくてもわかるだろ」と情報を省略することは無駄な誤解を生む原因になるため、あまり省略しません。
そこで、詰め込んだ情報を速く話す方法として彼らが編み出したのが、連続する2,3語を1つの単語かのように塊として発音する方法なんですね。英語は日本語のように一語一語ハッキリ発音する言語ではなく、音が消えたり、くっついたりして前後の単語によって発音が変わる言語なんです。
つまり、同じ大量の情報を同じ短い時間内に伝えるために
日本人は含まれる単語の数や単語自体の長さを短くするアプローチをとるのに対し、英語ネィティブは語数や単語自体の長さはそれほど変えず、いかに速く話すかにフォーカスしているという戦略の違いなんですね。
wpmアップのための勉強法
ステップ ハイハイ:ボキャブラリーアップ

まずは、何はともあれ語彙力がないことには話になりません。わからない単語だらけの文章はどうしたって読むのは遅くなってしまいますし、リスニングでも話してる内容についていけなくなります。ボキャブラリーを増やすことは新たな言語を習得する上で最も基礎となる部分ですので、ここは避けては通れません。
ステップ つかまり立ち&たっち:文法の基礎

英語のボキャブラリーが少しずつ増えてきたら、次は、ボキャブラリーアップと併行して文法の基礎も学んでいきましょう。これがないと簡単な英文も理解できません。単語だけわかっても、文章になった時に意味が理解できないものは読むのも遅くなるし、簡単な話ことばも聞きとれません。このステップでは単純な文章を読んだり聞いたりしたときに即座に理解できるようになることを目指しましょう。
ステップ 歩く:英文解釈力アップ(精読)

英語の文章を読んだり、英語で話したりする時は、もちろん単純な英文だけではありません。長い文章やセリフもあります。そういった長くて、構造が複雑な英文をいかに早く理解できるかが、このステップでは必要になってきます。そのために必要なトレーニングが精読です。この段階ではまだスピードを意識する必要はありません。まずは英文解釈について解説しているテキストなどを使って、じっくり、長い英文の構造がどうなっているのか勉強しましょう。このトレーニングを積むことで解釈スピードは自然と少しずつ速くなっていきます。英語にも次のようなことわざがあります。
You have to learn to walk before you run.
We must learn to walk before we can run.
どちらも「いきなりは走れない。まずは歩くところから始めよう」という内容です。英文の読解もいきなりスピードを上げようとせず、まずは英文解釈力を上げ、読んでて「?」とつっかるところを無くすことが大事です。

Sometimes you gotta run before you can walk.
映画『アイアンマン』の中でトニー・スタークが上のことわざをオマージュしたセリフを言っていますが、これは「チャンスが来たら、多少準備不足でも飛び込まないといけない時もあるんだよ」といった趣旨の、いかにもビジネスマンの彼らしい考えを表しているセリフになりますが、言語の習得というのはビジネスとは違いますので、一歩ずつ着実に進めていきましょう。
ステップ 走る:多読

歩けるようになったら、あとはひたすら英文を読んで、走るスピードを上げていきましょう。
ステップ 自転車に乗る:発音変化習得&多聴

速読スピードが上がったら、最後は速読力をリスニング力に応用するだけです。インプットの手段が目から耳に変わっただけ。基本の英文解釈力がついていれば長いセリフであっても理解できるはずです。
しかし、走れるようになっても、いきなり自転車に乗れるようにならないのと同様、速読できるようになったからといって、いきなりネィティブの長くて速いセリフを聞きとれるようにはなりません。自転車に乗れるようになるにはバランス感覚の習得が必要なように、リスニングにおいても、書いてある英語と実際に聞こえてくる発音のギャップを埋める必要があります。
「日本語と英語のwpmの差」のところでも書きましたが、英語は前後の単語との関係で発音が変わるので、そういった発音変化を把握しましょう。
まとめ
TOEICでリーディングセクションを時間内に解き終わりたい方や洋画でネィティブの英語を聞きとれるようになりたい方はご自身のwpmと目標とするwpmのギャップを埋めるトレーニングが必要になります。ストップウォッチを使って、英文を最後まで読み終わった時間やネィティブの方が話し終わるまでの時間を測定してみて、wpmを計算しながら、トレーニングを積んでいきましょう。
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この記事を書いた人
愛命 育太郎
大学の薬学部を卒業後、ドラッグストアに就職し、薬剤師として働いていたが、父親がやってるそば屋をそろそろ閉めようという話を聞き、実家のそば屋を継ぐために、ドラッグストアをやめて浅草橋にある実家のそば屋で修業を始める。つい最近家業を父親から継ぎ、2代目となる。英語はそば屋の修業時代にI-MAKEで勉強し、現在はその英語力を活かして、外国人客の集客に成功。そば屋の経営拡大に努めている。2023年に初めて受けたTOEICは785点。バトルものや歴史もののマンガやアニメが好き。
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